雨にも負けず

強さと優しさの詩

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かりそして忘れず
野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば行って看病してやり
西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい
(宮沢賢治)

雨にも負けず

とても有名な言葉です。私たちの心のあり方を先人の宮沢賢治さんが表した物です。

雨にも風にも寒さにも暑さにも負けない心をもち、他人の事を気にかけながら「自分ひとりで生きているんじゃないんだ、お互いに助け合いながら生きなければいけないんだ!!」と言っている言葉だと思います。

私達はついつい自分の利益だけをみて、他の人のことを思いやる心を忘れてしまうときがあります。

最近の風潮として「自分さえ良ければ良い」と言う様な考え方があります。でもこの考え方ってとっても寂しい考え方だと思いませんか?

相手の事を思いやる心が無ければ、自分のことも思いやる事はできません。
相手の事を思いやる心を持ってれば、争い事が減りもっともっと自分も幸せに暮らせるはずです。

自分で幸せになるチャンスをみすみす逃して損をしている人が沢山います。少しの優しさで自分の周りの世界がもっと豊かで幸せなものになります。

私はこの言葉を変えて覚えていました!

実は私は勝手にこの言葉を短く覚えていました。

私なりの解釈

「雨にも負けず、風にも負けず、
冬の寒さにも、夏の暑さにも負けない丈夫な体を持ちたい、
決して怒らずいつも微笑んでいる、
そんな人になりたい」

と何故か覚えていました。何処かで勝手に自分なりの解釈で覚えたのでしょうが、この解釈も大好きです。

怒らず微笑がたえない人に、私はなりたいと思っています。

怒ったことがない人っていないと思いますが、ちょっと振り返ってみてください。怒ったときって実は何か損をしている事って多くないですか?

私は怒ると 「損をする」 と思っています。怒っても何も解決しませんし、争いや憎しみを生むだけです。

だったらいつも微笑んでいる方がとっても楽ですし楽しいと思います。そして笑いがある所には争いはなかなかやってきません。

心の中にいつも太陽をもち一日一日を精一杯過ごしていれば自分の周りの世界がとても素晴らしく充実したものになります。