先入観は邪魔物!?

私達の思考の持つ能力の一つに先入観というものがあります。

 

先入観とは、物事が始まった時に『以前、こんな場面があってうまくいかなかったなぁ、だから今回もうまく行かない』と思うような思考のことです。

 

過去の記憶に刻まれた出来事が、新しいことをやる時にふと思い出される事ってありますよね。 これがまさに先入観なのです。

 

ただこの先入観という物は、時に正常な判断を邪魔する事があります。

 

例えば、リンゴです。

お店で売っているリンゴは形もよく、いろも赤く美味しそうなリンゴが売ってますよね。 もしその中に一つ形が悪いリンゴがあったら、こう思うはずです。

 

『このリンゴは形が悪いから美味しくないはずだ』っと。

 

これは紛れも無い先入観なのです。 『形が良い=美味しい』 『形が悪い=美味しくない』 と言う図式が自分の中に出来ているから発生する現象なのです。

 

でも実際は形が悪いリンゴも、形が良いリンゴも味はそんなに変わりません。 それはリンゴの味は、形にまったく関係ないからです。

 

真実は『どのリンゴも美味しい』と言う事なのです。

 

それを、先入観が正しい判断を邪魔し、形が悪いリンゴを美味しくないと判断させたのです。

 

先入観は、何も食べ物だけではなく、人間関係、仕事、学校等、私達が生活する中でいつも身近にまとわりついています。 そして正しい判断をするのを邪魔しているのです。

 

大事なのは、先入観をもたず心を開いてあるがままを受け入れようと心掛けることです。 

あるがままを受け入れようと心を開いて物事に接することが出来れば、今まで見えなかったことが見えるようになりますよ。

 

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