クリント・イーストウッド監督のグラントリノを観ました。
個人的にはクリント・イーストウッドは俳優として好きです。
ダーテーハリーなど小さなときはドキドキしながら見た記憶があります。
ここ近年ではクリントン・イーストウッドが監督した 『 ミリオンダラー・ベイビー;』『 父親たちの星条旗』 等も観ましたが、映画としてはとっても素晴らしいと思う作品でしたが、観たあとに『ふ?ん』程度の感想しかありませんでした。
グラン・トリノは、相変わらずのイーストウッドの渋い演技が素晴らしく、あっという間にスクリーンにひきこまれました。
昔のアメリカ人をしっかりと演じており、東洋人を嫌うアメリカ人を繊細に描写していました。
でもやがてはその東洋人を 『友人』 と呼ぶように心に変化が・・・。
このあたりの描き方、展開がとっても素晴らしい!!
そして自分の過去、現在から苦悩し、そして開放されていく様子。
自分の残りの命を 『友人』 の為に使う優しさ。
その描写がとっても素晴らしく描かれていました。
お勧めな映画です。 なかなか余韻が残る映画でした。
『 グラン・トリノ 』
「グラン・トリノ」偏屈ジジイの最後の決断
「グラン・トリノ」★★★★☆
クリント・イーストウッド 出演
クリント・イーストウッド 監督、2008年、117分、アメリカ
「思っ…