ラジオで聞いたチョコ募金

今日、車に乗っている時にラジオ(大竹まことゴールデンラジオ!)から気になる話題が流れてきました。

 

それは

『チョコ募金』

 

このチョコ募金とは、イラクの難民や医療を受けれない人を支援するために行っているものと言うこと。

 

内容はチョコを買うと、その金額の中からイラクの人々の支援にまわすと言うものらしいです。

 

中東の国々はISの猛威により、国を終われ多くの人が逃げ惑っています。 イラクも例外ではないようです。 そして家を失い、家族を失い、土地を失い難民になられている方も多数いらっしゃるとのこと。

 

私たちは、日本に産まれましたが生まれる国が違うだけで、大変な思いをされていらっしゃる方が多くおり、多くの命が奪われています。

 

多くの命には、それぞれに人生があり、一人の人生が数多く失われているのです。

 

このチョコ募金を企画した、鎌田実さんは、12年位前からイラクを訪ね、医療支援や物資支援を行っているそうです。

 

今年のお正月も、イラクを訪れイラクで年を開けたそうです。

難民のキャンプで屋台を開いたそうです。 難民の中に大工さんがいたので、彼にお金を払い2台の屋台を作ったそうです。

 

鎌田さんは、難民キャンプで畑を作るように以前から指導してきたそうです。 『難民になり仕事をしないと人は生きがいを失ってしまう、だからみんなに仕事をしてもらうために畑を作った』との事。

 

そして平和の基礎は『野菜』だとも行っておられました。

 

難民キャンプには様々な宗教の方々がいらっしゃるとのこと。 それぞれの宗教には主義主張があり、平和を説くとお互い対立がうまれるということです。 やはり自分が信仰する宗教の教えがそれぞれにとって一番だから争いがうまれるとのこと。

 

だから鎌田さんは『野菜を作る事が平和に繋がる』と説いたそうです。

 

『野菜を作り、野菜を食べると健康になる。 だから野菜を作るれるように世の中は平和でなければいけない』

 

と言ったそうです。

そうすることで、皆が宗教の垣根を超え、野菜を作るための平和を考えるそうです。

 

鎌田さんの活動には本当に頭が下がります。

 

国が違えば争いの種も違う。

人の心を支える宗教が時に、宗派が違うだけでいがみあう。 日本人の感覚ではちょっと理解できない事が、その人達にとってはとても大事な事になる。

 

だから、ニュートラルな縛られていない日本人がこういった国へ行って活動することが大事なんでしょうね。

 

私たちは、一神教ではなく、八百万の神を信仰する民。 1つに縛られず寛容である。 家には仏壇と神棚があるなんて普通。 他の国の人は同じ場所に仏教と神道が共存するなんてナンセンスだといい、日本人の感覚が理解出来ないらしい。

 

だからこういった特殊な感覚を持つ日本人が、いまこの争いの世界にとって大事な役割を果たす時なのでしょうね。

 

『お互い様の精神』を普及すべき時なのでしょう。

 

鎌田さんは、お正月にイランを訪れ屋台を開き、子どもたちに難民キャンプの畑で取れた豆を無償で振る舞ったそうです。

 

150人位の子どもたちが喜び、久々にキャンプに明るい声が広がったそうです。 そしてその声、姿を見ていた大人の人達は、

 

『いまこんな状況でHAPPY NEW YEARなんて気分になれなかったが、遠く日本から来てくれた日本人のお陰で、少しHAPPY NEW YEARという気分になれた。 ISになんて負けてたまるか!』

 

と言っていたとのことでした。

1台のトラックに救援物資を積みこみ、5人でキャンプを訪れた日本人。 その活動はきっとイラクの人々には忘れ難い事となったのでしょうね。

 

もうすぐバレタイン。

 

イラクの人々を支援出来る、チョコ募金のチョコを選んでみてはどうでしょう。

 

『鎌田実 JIM-NET』 http://jim-net.org/

『チョコ募金』 http://jim-net.org/choco/

 

寄付部金のページもあり、クレジットカードが使えるとのことでしたので私は微力ながら寄付させていただきました。

『寄付・募金』 http://jim-net.org/support/donation.php

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