空はとても高い。
空から見れば、私はとっても小さな存在。
小さな存在の私が、一生懸命に大地に立っている。
『空君、きみから私が見えるかい?』
『もちろん見えるよ』
そう空が答えた。
そらは、いつも私たちの上にある。
いつも同じ空がある。 時々、雲がさえぎるときもある。
でも君がそこにいる限り、空は君をみている。
どんなに雨が降ろうと、雲が覆い隠そうとそらはいつもそこにいる。 何億年前かそして未来もそらはそこにいる。
それは変わらない。
空が変わって見えるとき、それは君の心が変わったときだ。
そらは何も変わらない。
君の見方が変わっただけなんだ。
でも自由に空をみて欲しい。 君がどう思おうと自由なんだか。
そらはいつも君を見ている。 それは過去も未来も変わらない。
君は自由にすればいいんだ。