東京の桜もだんだんと、鮮やかなピンク色から葉が散りはじめています。
長い間の季節いまかいまかと待ち続け、この春に鮮やかに彩る。
そしてまた普段へと帰っていく。
桜は自分が咲くときをしり、散り行くときをしっている。
人も同じ。
自分の命は永遠ではない。
人はこの世に生を受けたら死に向かって生きている。 死とは早いか遅いかの違いでしかない。
みんなに平等に与えられている。
自分の人生でいつ咲き彩るのか。
それは自分の努力しだいである。
一生懸命寒い冬を耐え忍び、そして光り輝く。
そしてまた次の春を待ち、長い努力の日々を続ける。
永遠に続くこの命の連鎖を、ただ進むのである。
私たちの肉体には限りがある。 但し、私たちの魂は永遠である。
いまこの地上で一生懸命に、生きていればそれで良いのではないだろうか。
そして魂の経験に刻まれ、光り輝く原動力になるだろう。