恥と誇り

近代日本人から無くなって来ている感覚があります。

 

それは『恥と誇り』です。

 

日本人には昔からこの『恥と誇り』の感覚が脈々と引き継がれてきました。 しかしここ近年、この恥と誇りの感覚が失われつつあります。

 

日本語には『お天道様が見ている』と言う言葉があります。

 

この言葉は、『神様、仏様が見ているから悪い事は出来ないよ』と言う意味です。 

この感覚は日本人の国民的な感覚でした。 ただ最近では、規則でそうなっていないから、法律でそうなっていないからと、表面だけしかみないで行動をしてしまう人がいます。

 

身近な例で言うと信号無視などもそうです。 自転車に乗っていて平気で信号無視をする人がいます。 

 

お天道様が見ています。

 

神様、仏様には法律も規則も関係ありません。 あるのは心です。 

 

神様、仏様がピンと来ない人には、こういう言い方もあります。 

『あなたが見ています』 あなたの行いはあなたが見ているのです。 紛れも無くあなたが見ています。 良くないことをして自分の心に泥を塗っている人がいます。 早く気付いて欲しいと思います。

 

西洋には、天使と悪魔と思想があります。 悪魔というものは『あなたの中に巣くう悪い心』の事です。 あなたの心が低い波動になれば、あなたは低い波動を発信するようになります。 そして悪い事を引き寄せます。 これが悪魔の正体なのです。

 

天使もあなたの心の状態が影響します。 あなたがよき事を行い良き心を持っていればあなたの波動は高くなります。 あなたが良い波動の発信源になります。 

 

あなたに接する人は、安らぎや喜びを感じるでしょう。 そして良き事を引き寄せます。 これが天使の正体です。

 

全ては心の状態が影響するのです。

 

そしてこの国、日本には『恥と誇り』の伝統があります。

 

恥の心とは、恥ずかしいことをしないと言う正しい心の現われです。 誇りとは、恥ずかしいことをしていないという心から出てくる心です。 

 

是非、『恥と誇り』の精神を私達の代から取り戻して生きたいですね。

 

表面だけのペラペラの時代からまた1歩進む為に今があるのでしょう。

 

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3 Replies to “恥と誇り”

  1. 元気さん、
    読み返してみると、私の文面がかなりグチっぽいのに対し、元気さんのそれがそうでないことに気がついてしまい、またコメントになりました。
    私もいつしかギスギスした人間関係に対応するかのように、変わってしまったのか心配です。元気さんのように、もっと、穏やかにおおらかに行きたいものです。
    反省、コメントでした。
    はい、いつも拝読させていただいています。お仕事もブログも頑張って下さいね。

  2. ららさん、こんにちは(^^)
    共感していただいて有難う御座います。 
    日本人がいま忘れている心を、今生きている日本人が取り戻していかなければいけませんね。
    日本という国は、『お互い様の心』『恥と誇りの心』を持った人達でした。 現代日本人は、それをちょっと忘れてしまって自分達で住みにくい世界を作ってしまっているのがとっても残念に思います。
    1人でも多くの人がこの日本に産まれた意味を考え、日本人であることを誇りに思えるようになると良いなって思います。
    いつも有難う御座います。

  3. 元気さん、
    まったく同感です。私は厳密なクリスチャンではありませんが、神様やハイヤーパワーの存在を信じていて、常にその存在を意識しています。または、「お天道様が観ている」というような表現を使う事が多くあります。
    自分も知らずにやっている事があるかもしれませんが、傍からみていて「はしたない」と思う事を平気でやっている人達(日本人)を多くみかけます。海外に住んでいるからだろうかと思っていたのですが、そうでもなさそうです。
    日本人の昔からの慎ましさ、思いやり、さりげない優しさ、誰が見ていなくても・・・という良い習慣や性質はだんだん薄れていますね。自分さえよければ。。。という人ばかり、逆に他人をこき下ろして得意げに思う増えてしまって残念です。

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