困難は変化のチャンス

私たちが生活していると時々遭遇する困難な事。

それは変化・成長のチャンスなのです。
自分自身の今までを振り返ってみてください、人生の転機になったきっかけは大体の場合困難です。
困難があったから変われた。
困難があったから今がある。
など必ず大事な変化の時には困難があります。
困難という言葉は若干ネガティブな印象がある言葉ですが、この困難こそが実は『ビックチャンス』の合図なのです。
新しい価値観、新しい環境、新しい物事を手に入れるチャンスなのです。
困難とは実はチャンスの象徴のようなものです。
この世の中楽して手に入るものは、あまり良いものではありません。
苦労して手に入れたものこそ、そこに価値を見出し喜べるものです。
困難を経験し克服して、そして手に入れたものは自分の人生のなかで必ずよい宝物となるでしょう。
困難とは宝の鍵なのです。
是非、身の回りの困難を見つけ、宝の鍵を手に入れましょうね。

こびりつく記憶

私たちが生活しているうえで時々、こびりつく記憶というものがあります。

ふとした時に思い出し、そして私たちを不快にさせる記憶です。
なぜこんな記憶に支配されなければいけないのかと思う時があります。
とてもつまらないものです。
得てしてこの記憶というものは、本人が原因ではなく他人が原因の場合のものが多く、自分の範疇を超えているものがあります。
自分でどうすることも出来ないので、記憶のなかにこびりついて時々おもいだし不快にさせます。
こんな記憶は掃除してなくしてしまいましょう。
掃除の方法は人それぞれですが、お化粧を落とすときに使うクレンジングが油なのは有名な話です。
油で油を綺麗に落とす。
油なのに綺麗に出来るって摩訶不思議ですよね。
こびりついた記憶をお掃除するには色々な方法がありますが、その一つに許すという方法があります。
許すことは調和を生みます。
許すことが出来るということは、自分にとってもう消化した記憶であるということになります。
次には、忘れる、しまいこむという方法もあります。
忘れることはとっても大事です。
私たちが生活しているとどんどん新しい情報が入ってきます。
古い情報が渋滞していると、スムーズに新しい情報が入ってこなくなってしいます。
だからどんどん消去することも大事です。
こびりつく記憶とは人それぞれですが、その記憶に囚われてもなんにも面白い事がないので、さよならしましょう。
時には記憶に対して『あなたは私にとって必要ない、さよなら』ときっぱりと決別することも大事です。

謙虚と感謝

私たちは常に謙虚さと感謝の心を持つ必要があります。

私が二十代前半の頃、よく様々な会社の社長さんに会う機会がありました。
社長さんにも色々な人がいて、
『俺がルールブックだ!』的な人から『とっても理解力があり優しい人』などいました。
俺がルールブックタイプの方には、謙虚さがみじんにも感じる事が出来ませんでした。
理解力あり優しいタイプの方は、常に謙虚で若輩者の私の話をよく聞いてくれ、丁寧に受け答えをして頂きました。
この2タイプでどちらが好感を持つかは、比べなくても解ると思います。
私は、よく理解力があり優しい方がいらっしゃるような所で働きたいと思ったものです。
会社自体の雰囲気もやっぱりその人が発せられる空気感が全体に広がっているようでした。
この時私は、どんな立場にあっても常に謙虚である事が大事だと言う事を学びました。
ただ最近身近な場面で見かけて残念な事があります。
それはコンビニやスーパー、その他の色々な場所で謙虚さが微塵も感じられない人が多く見受けられる事です。
そして『ありがとう』の言葉を発する人の少なさも危惧しています。
謙虚と感謝を上手に使えない人が増えてきているように見えます。
この世の中を幸せな世の中にする為の条件に、謙虚と感謝があると思います。
常に謙虚にそして誠心誠意、周りの人々に接していけば、幸せの場が広がっていきます。
例えば、コンビニで商品を受け取るときに『ありがとうございます』と店員さんより先に言えれば、言われた店員さんは嬉しくなるかもしれません。
そしてその嬉しくなった店員さんが、次のお客さんにとってもよい接客をしたらお客さんも嬉しくなります。
こうやって幸せが広がっていくのです。
ただし、この逆もしかりです。
どうせ広げるなら幸せを広げたいですよね。
そのポイントは謙虚と感謝です。
幸せへの近道、謙虚と感謝を大事にしてくださいね。

すぐに取り掛かる事が大事

物事はすぐに取り掛かる事が大事です。

いつかやろうと思った瞬間に、そのいつかはなかなかやってこなくなります。
身の回りにいつかやろうって思ってそのままの事がどれくらいありますか?
いつかやろうではなく『今すぐやろう』が大事です。
今すぐにやろうと思い、はじめの一歩を踏み出せば必ず前に進みます。
その進むペースがおそくてもすすみます。
いつかやろうと思っていれば、それは本当にいつかになります。
例えば、押入れのなかに何年か前にしまったダンボール箱。
いつかは作家を夢見て、本を書こうと思っている人。
そのいつかは、いったいいつになるんでしょう。
そのいつかと思っているときも、時間は過ぎていきます。
桜をいつか見ようと思っているうちに、桜は散ってなくなります。
いつかでは『今すぐに』を大事に出来れば、必ず道が見えるようになります。
今すぐに取り掛かりましょう。

予定は未定

世の中には予定どおり行動したいタイプの人間と、予定は未定タイプの人間がいます。

どちらが良い悪いではなく、自分がどちらのタイプに所属しているのか理解することが大事です。
私は縛られるのが嫌いで自由でいたいので予定は未定タイプです。
予定ががあるとそれに照準を合わせて生きなくてはいけないように感じ、とても窮屈で自由が奪われたように感じます。
逆に、予定通り行動したいタイプの人は、予定がないと不安になります。
先々まで予定を組んで、それを実行していくことで生きがいを感じていきます。
このタイプの人には、予定こそが全てなのです。
世の中にはこの2タイプがいることを理解することによって、自分の周りにいる人たちへの接し方が変わってきます。
ここで重要なのが、自分の価値観を押し付けない事です。
ある人は予定がないなんて信じられないというでしょう。
ある人は予定があるなんてなんて、自由を放棄しているというでしょう。
人それぞれが様々な価値観を持って生きています。
予定が好きな人、予定が嫌いな人、みんなそれで良いのです。
大事なのはお互いの事を理解し、調和を求めることです。
良い人間関係を作ってくださいね。