批判から自由になろう！

人を批判する事をやめ心から自由になろう！

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人を批判する事をやめ心から自由になろう！

批判から自由になろう！

良い人間関係のネットワークを作るうえで、一番邪魔なのが、他人を批判したり、自分の思うとおりにしたい、欠点を改めさせたいという欲求です。これらの気持ちが自分の中にある限りよい人間関係は生まれません。

すぐに気付くべきです「人を変える事はできない、変える事ができるのは自分だ」と気付けばもっと気楽に心安らかに生活する事ができます。人を批判する事をやめ人を理解する事をしましょう。

批判から理解する事へ！

「自分の力で変えられる事だけを考えて暮らす事ほど、人生を楽にする方法はない」
（ジャック・ドーソン）

「他人を批判しない人のほうが、したがる人よりもずっと明晰な決断を下し、また自分を幸せに感じている」
（ジョン・カバト＝ジン）

上の言葉に批判から開放されるヒントが込められています。普段私たちが生活していると他人より優位に立ちたいという気持ちや決めつけ、レッテル張りをしてしまいます。でもこのレッテル張りは相手の良いところも1つのレッテルにより見ることも出来なくなります。

「Aさんは、のろまで不器用だ！」などとレッテルを張り何かを頼んでも「Aさんじゃ、失敗するはずだ、どうせ出来ないだろう」などと決め付けをして否定的な方向へと進み、ついには現実の姿まで偏見・批判の目で見てしまうのです。

でもこの批判や偏見と言うのは、言っている本人のエゴの塊のほかの何者でもないのです。批判する事によって消耗するのは自分自身です、たえず他人の欠点に目をむけどうしても思い通りにならないジレンマを感じるだけです。

批判をする事を止め理解する事につとめれば、この批判体質からも開放されます。
良く電車に乗っていると小さな子供が外の景色をみたくて、イスの上に靴のまま上がってしまう光景を目にします、そこで親は「靴でイスに上がってはいけないでしょ」と叱ります。この行為は半分正解で半分間違いです。

ここで「イスに上がっては行けません」と叱っていますが、子供には「怒られた」という意識しかなく、「何で怒られたかしっかり理解出来ていない」です。そしてまたイスに上がるでしょう。これは子供に対して、自分の批判と欲求しかぶつけていません。

批判する事ではなくアドバイスする！

相手（子供）のことを思っているならば、批判ではなく相手の状態を理解してあげてアドバイスしてあげる事が大切です。相手（子供）は「何故イスの上に上がっていけないかりかいしていません」そこをしっかりと「靴のままイスに上がったらどうなるの？そこに他の人や自分がすわったらどう思う？」と問いかけてあげれば、そのひとなりの答えが見つかるはずです。但し、決して自分から答えを言ってはいけません、しっかりと導いてあげればよいのです。

その答えは、その人の等身大の答えなのですから一番の優れた答えです。自分の意見や考えとは違うかもしれませんが批判する必要もまったくありません、しっかりと答えを見つけているのですから、次からは同じ間違いをする事はだいぶ少なくなります。

一時的な感情をぶつけて批判するより、相手に理解させ導いてあげたほうがその後の関係もずっと楽になります。

相手への批判の言葉を自分に置き換える！

人を批判しがちな場合には、違う観点から物を見る必要があります。

そこでよいトレーニングなのが、相手への批判の気持ちを言葉を自分に向けて見ることです。

例えばこんな不安・批判を持っているとしましょう
「彼はいつも帰りが遅い」 ⇒　「彼はどこかで浮気をしているはずだ」

これを自分に置き換えて見ましょう
「私はいつも帰りが遅い」　⇒　「私はどこかで浮気をしている」

置き換えて見たらどうおもいましたか？その批判は本当に正しかったのでしょうか？少なからず違和感があったのではないでしょうか。批判とは欲求やエゴの塊です、そして自分に対して現実じゃないストレスを与えます。

そして面白い話は、マーフィーの法則のマーフィー博士は、「思っていることは、嘘でも現実化する」といっています。つまり「彼がどこかで浮気をしている」と思っていればそれはやがて現実になってしまうと言う事です。

何故現実になるかと言うと答えは簡単です、浮気をしていると思った瞬間から彼に対する態度がどこかギクシャクするはずです、それを感じた彼は何か違和感を感じストレスになり外に求めていくようになるからです。

そして変えられるのは自分だけです。上のように思うなら自分の考えを変えてみてはどうでしょう。

「彼はいつも帰りが遅い」　⇒　「彼は、私たちのために一生懸命働いている」　⇒　「彼は、私たちのことを想っていてくれている」　⇒　「帰ってきたらやさしく出迎えよう」

初めの「彼はいつも帰りが遅い」は一緒ですが、すこし自分の考えを改めるだけで結果が大きく違ってきます、こう考えるだけで自分が幸せになれます。そして彼も浮気はしないはずです。

「新しい物の見方をする事で、あなたの非難が全てが違って見えるようになる」

批判する事は誰でもできます、それは自分のエゴや欲求の表れです。でも自分以外の人を変える事はできません。変えられるのは自分自身です。批判する気持ちを少しずつ変えて生きましょう。家族・友人・職場の同僚など最初は難しいと思うかもしれませんが、少しずつ取り組んでいく価値はあります。

少しずつ取り組んでいく事によって、自分の周りのトラブルやストレスがなくなり快適に生活できるようになります。気付いたときには、すごく心豊かな生活を送れるようになっている自分に気付くはずです、少しずつ批判やエゴから開放されていきましょう。