悪質訪問販売対策!!
こんな手口は悪質訪問販売!!
悪質訪問販売とは
訪問販売とは、人が自宅に営業に来ることです。それ自体はさほど問題が無いのですが、なかには悪徳業者も多いので注意が必要です。
悪徳業者に多い業種は、住宅関係が圧倒的におおいのでもし住宅関係のセールスがきたら注意しましょう。
特に高齢者や認知症を狙った手口も横行してます。そんな訪問販売に引っかからない為の方法を紹介します。
訪問販売の巧妙な手口!!
【悪質訪問販売業者はセールスに来たとは言わない!!】
多くの悪質業者は、家に来た時 「営業にきました」 とは、言いません。
大体は、「この近くで工事があるのでご迷惑になるといけないのでご挨拶にきました」 っと挨拶しに来たふりをします。
今の時代、工事があるとき一件一件挨拶する業者は逆に怪しいですよね。ほとんどは、ポストにお知らせのビラが入っていることが多いのです。
その中で「わざわざ挨拶にきました」 戦法をつかいます。挨拶に来るくらいなら工事を早く終わらせた方がいいですよね。
そして更に 「せっかくきましたので、無料で点検していきますよ」 ←とっても親切な人の演出までします。
なんでこんな戦法を使うかというと、「営業にきました」 って言うと、だいたい断りますよ。だから近所で工事があってご迷惑に・・・。って感じでやんわりと入ってこようという作戦です。
しかもこのいっている「工事」 は、ほとんどは嘘です!!工事の獲物は自分の家なのです!?
こんな 「お知らせ戦法」 を使う人が来たら要注意です!!まさに悪質業者の入り口です。
【悪質業者トーク例】
住宅リフォーム業者
「この近くで作業があるので、ご迷惑をおかけするかもしれませんのでお断りにきました。」
水道浄水器販売業者
「この地域で塩素の匂いがするという苦情がでてまして、水道の水質の調査をしてるんですけど、すいませんがコップ一杯の水をいただけませんか?」
上に書いたようなトークを使っていたら悪質業者100%です。なんで悪質業者かというと、訪問販売法、特商法で 「営業に行ったときは、会社名、何の為にきたのかをいいなさい。」 と定められているのです。
これを言わないと 「販売目的の隠匿(いんとく)」 になります。法律違反なんです。
【しっかりした訪問販売業者トーク例】
「○×○株式会社の○○と申しますが、住宅のリフォームの営業にきました」
っと言うようなトークをしている人がきたら、悪質業者の可能性は低くなります。正当な営業行為を相手に伝えて営業をしようとしています。興味があったら話を聞いて見てください。
新たな手口を使う悪質訪問販売業者にきをつけて!!
【アスベストを口実にした新たな手口!】
しづかなる時限爆弾といわれ一役有名になったアスベストを手口に使った悪質リフォーム業者が現れ始めました。
「あなたの屋根にアスベストの素材が練りこまれています、時間が経つと健康を害する可能性があるので、すぐに工事が必要です。」っといったトークで言葉巧みにだまそうとしています。
【まったく違うことを口実に連鎖販売目的の業者!】
全く違う業種の営業を行い、芋ずる式に営業してくる業者があらわれました。
リサイクル、庭の手入れ、引越し業者を装うことが多いです。
「ご家庭で不要になった物を、高価買取をしています」っと言うようなトークでやってきます。普通リサイクル業者が家まで訪問してきて「不要なものありませんか?」ってセールスにこないですよ。一軒一軒人を使ってやってたら売り上げより、人件費の方が高くなります。しかも「なんだリサイクルかー」って思って話を聞いてしまいますよね。
しかも回収の際 「これ嬉しいんですけど、値段付かないんですよー。変わりにこのサービス件を差し上げますんで、使ってください」 ←またまたいい人作戦です。
ここで登場!!「無料サービス券」 この内容は、家のキッチンお掃除券や配水管洗浄券、お庭の木の手入れ券、などを使っています。
これこそ新種の戦法です!!ほとんど現金買取はしません。二束三文で業者は「無料サービス券」 を渡す為に来ています。
この「無料サービス券」 をやっぱり無料だから使ってしまいますよね。なんせただで掃除してくれるってわけですから、良い業者ですよね。なんて騙されてはいけません!!
世の中ただほど高いものはありません!!またこれを入り口に「ちょっと気付いたんですけど屋根が・・・。」「いまキャンペーン中で、このサービスがお安く提供できるんですよー・・・。」っとあの手この手でセールスしてきます。
リサイクル業者のふり ⇒ お掃除やさんが来てただで掃除(良い業者の演出) ⇒ セキュリティいかがですか ⇒ 住宅リフォームしましょう と連鎖販売を目的にしている新種の業者です。
関連部署でリサイクルの時とった情報を、悪用するわけです。良く考えたものです。
悪質訪問販売業者にあったら、クーリングオフ!!
【クーリングオフ!】
クーリングオフとは、訪問販売などで消費者が、申込や契約をした場合でも、一定期間内(契約書面等を受領した日を含め、8日間又は20日間)であれば、一方的に契約解除する事が出来る制度です。
訪問販売 |
訪問販売、キャッチセールス、アポイントメントセールス等 |
8日間 |
電話勧誘販売 |
電話をかける等して勧誘し、申込を受ける販売 |
8日間 |
連鎖販売取引
(マルチ商法) |
個人を販売員として勧誘。さらに次の販売員を勧誘すれば収入が得られると言って、連鎖的に販売組織を拡大する取引 |
20日間 |
特定継続的役務提供 |
身体の美化、知識の向上等を目的として、継続的に役務を提供する取引(エステ、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス) |
8日間 |
業務提供誘引販売
(内職・モニター商法) |
仕事を提供するので収入が得られると勧誘し、仕事に必要と、商品等を売り金銭負担を追わせる取引 |
20日間 |
【クーリングオフの書き方!!】
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←こんな感じの簡単な方法で大丈夫です。
ハガキの両面をコピーし、配達記録郵便・簡易書留又は内容証明郵便で出します。
かならず記録は残しておきましょう。簡単なのは配達記録郵便です。
クレジット利用の場合には、クレジット会社にも出しておいたほうが良いです。 |
悪質訪問販売の特徴!!
【来たとき営業に来たといわない】
【無料でサービスで何かをするという】
【やたらと契約をあせらす】
【六時以降でも平気で訪問してくる】
【しつこい】
【解かり難い言葉をつかい、あなたの為ですアピールとをする】
【クーリングオフしませんという誓約書を書かせる】
上に書いたどれかに当てはまれば、悪質業者の可能性があります。気をつけましょう。
【一言】
訪問販売業者は常に、あの手この手で契約を取ろうと考えています。決して騙されないようにしましょう。
そして彼らの特徴は、一流の営業マンであり、一流の職人ではありません。
しごとは、一流の営業マンより、一流の職人さんにお任せするほうが安心ですよね。
昔から地元にある、○×工務店の頑固親父に仕事は頼んだほうが良いと思います。
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