いわんこっちゃない!
何がって、某国の総理大臣の靖国神社参拝。
先日、このブログに『積極的平和主義』の記事を書いたけど、やっぱりこういう展開なのね。
積極的平和主義の積極とは、『積極的に仲良く平和にしていこう』と言うものではなく、『平和の為なら暴力も正義』という思考なのだ。
そして今回の参拝は、どうせ韓国や中国との友好はいまが底辺だからこれ以上さがらないから、いまならばなんの問題もないと言う思い込みからの行動だったのだろう。
それと前回首相のときに靖国神社に参拝に行かなかったことを『痛恨の極み』と言っていたから、今回はしてやったり!って感じなんだろうね。
そもそも現政権は、出だしは民主党の失敗から『慎重なスタート』を切り『景気経済を良くする』という大名目の元に運営していた。
しかし国民の支持の上昇と共に、エゴや傲慢さが出てきた。 ちょうど会社で出世していって傲慢になっていく上司と一緒のパターン。
最近の秘密保護法の強行採決なども良い例でしょ。
そもそも、景気経済はどこに行ったの? って感じ。 そして今では首相の『趣味の世界』を強行している。 靖国参拝、自衛権、秘密保護法など各種。
『日本を取り戻す』というスローガンは、戦前の帝国主義を取り戻したいというのかなって勘ぐっちゃうね。
秘密保護法は、戦前の軍の統制下の日本を彷彿させる。 だから近くの国は『また日本は帝国主義にもどるのか』と心配するわけだね。
そして今回の参拝。
暴走族が自分の縄張りを示す為に、壁に落書きするのと一緒。 敵対するチームの縄張りに自分のチームの名前を書いて『文句があるなら掛かって来い!』ってやつ。
あれと一緒。
そもそも昭和天皇様も1978年位から靖国に参拝はしていなかったのね。
何故かというと、A級戦犯が祭られているから、昭和天皇は日本国民を危うい立場追い込んだ人たちが祭られている所に、参拝するわけにはいかないと自粛していたの。
そして別に、無宗教の慰霊施設を建造したほうが良いとも言われていました。
各国の戦争で犠牲になった方々もあわせて、祭る慰霊施設があればそこに参拝すれば近隣の国は文句も言うことが出来ないし、被害にあった方々にも頻繁に首相がお参りする事が出来るのにね。
でもこの事は、国会議員さんのなかでも昔から言っている人もいるのだけど、なかなか進まない。
景気経済で土建屋さんに金をばら撒くなら、道路作るよりこういった施設を作ったほうがどうせ同じお金を使うなら大義名分が出来るし国民も納得すると思うけどね。
まぁ、ここでとやかくいっても仕方がないのですけど、一言。
『自分の趣味は、自分の家でやってくれ。 そして原点に返り、前回の政権の反省、失敗を踏まえ慎重路線、景気経済1本に戻ってね』
だれも他の国との争いも望まないし、秘密保護法なんて承認していないし、勝手に好き勝手に権力を振り回さないで欲しいよね。