グレコのレスポールEG500を買いました。
このギターは40年くらい前のギターでジャパンヴィンテージと呼ばれるギターです。
簡単にいうと日本で作られた古いギターと言うことです。
なんで買ったかというと『衝動買い』です。 しかもネットで!!
なんて俺はバカなんだろう~!!
ギターは弾いて買わなきゃダメなのに・・・。
何て事を書く理由は『音が・・・。』なのです。
実はこのギター、ボディが中空構造(セミホロー)になっているのです。
影響によって私の買ったギターだけかも知れませんが、音に芯が無い!! パキッとした音がでず、よく言えばマイルド。 悪く言えばブヨブヨの音なのです。
届いて音を出した瞬間に『しまった!!』と思った次第です。
後悔先に立たず。 結構いいお値段がしたのに・・・。
ギターは弾いて買わなきゃだめですよね!!
それと見た目がピカピカなのです。 とても40年経っているとは思えないくらいピカピカ。 前の人がとっても大事に使っていたのか、それとも全く弾いておらず箪笥の肥やしになっていたのかのどちらか。 でもフレットが減っているからそれななりにひいていたのかなぁ~。
でも私は『40年経過した風格のあるギター』が欲しかったのです。 いわゆる傷だらけでボロボロのギター。
音がいまいちの上に見た目がダメなら、こうなったらやるしかない!! と立ち上がったのでした。
まず初めに『ボディのツヤ』をなくそうと思い、ピカピカのボディに伝家の宝刀、やすり掛け。 フォフォフォ。
仕上がりがいまいちだったので、考えた末、今度は食器洗いスポンジの裏側の緑のザラザラしたところで、ボディをなでなで
『おぉぉ、いい感じでツヤがなくなってマットになったぞ!!
』
と一人ご満悦。
でも正直、楽器に自らの手で傷を入れることに、心が痛むのでした。
そして仕上げに、塗装の剥げや傷を入れ。 見た目完成!!
あとは音がやっぱり気になるのでピックアップを交換しました。 フロントにディマジオのエアークラシック (20年くらい前の物)、リアに余っていたダンカンJBをつけ完成。
あとはコンデンサーを、オレンジドロップに交換。
。結果普通に弾けるようになりました。
ピックアップを買えただけだと、音がやっぱりモヤモヤした感じでしたが、コンデンサーをオレンジドロップに交換したら、音にハリとツヤが出ました。 女のひとのお肌のようにハリとツヤ。 大事ですよね~。
ピックアップは実はギブソンのカスタムバッカーが余っているので気が向いたら載せてみるのもありかと思うのですが、アンプを通さない生鳴りの時点で、音に芯が無いので、カスタムバッカーは貴重なピックアップなので見送りかなぁ~。

ピックアップを変えても、ギターのボディで鳴っていない音は出ないんですよね~。
教訓。
『ギターは試奏してから買うべし!!』