2060年の人口が最近何故か気になる。
ちょっと調べてみたら、2060年には今のままのペースで行くと人口は、約8600万人になるということ。
平成25年10月現在の日本の人口が、約1億2000万人。
約50年後には、8600万人。
約3400万人の人口が減少すると予想されています。
ちなみに50年前の1960年前の人口は9300万人。
明らかにピークを過ぎ下降線を辿っているように感じる。
国が少子化対策に手を打たなければ、この予想の通りになってしまうだろう。
人口が減れば、内需がもちろん低迷するだろう。 不動産価格も下落するだろうか。 逆に50年後の人々にとって土地は今よりも買いやすい状態になるのだろうか。
仮に今のような住宅事情が進んでいけば、賃貸マンション等は、空室が目立つようになっているだろう。 なんといっても人口が減るのだから。
現在、東京の人口が1300万人、東北6県の人口が900万人、近畿地方が2200万人。
と言うことは、東京と近畿地方の人をたすと3500万人。 単純に考えて東京と近畿地方の人が50年後にいなくなると言う事。
もしくは東北と近畿地方の人(3100万人)がいなくなると言う事。
50年後には、結構日本はスカスカになってしまうのかも知れない。 あくまでも予想の域ですが。
もちろん今の年金制度も人口減少によって維持できなくなるだろう。
遠い未来のようであっても、50年なんてあっという間に訪れる。
人口が減るのに、今のままの公共投資による道路の増設などは意味があるのだろうか?
人口が減るのに、原発が恒久的に必要なのか? (人口が減るのであれば、再生可能エネルギーに今の段階からシフトして行った方がいいのではないか)
今のまま共働きが増え、少子化が進んでいけば2060年は現実にやってくる可能性がある。
今生きている人々が思いをめぐらせ、50年後を考えていけばもっと違う未来を作れると思う。
なんだか最近とても2060年が気になる。
参考
内閣府 高齢社会白書
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/s1_1_1_02.html