考え方は人それぞれ。
『丸い』と言う言葉をみて、ボールを想像する人もいれば、丸い体系を想像する人、バルーンを想像する人など様々です。
私たちには自由に考えることが出来る頭脳があります。
私は時々、変なことを思います。
『私が感じているこの甘さは、他人が感じている甘さと同一なのだろうか?』
と。
人それぞれきっと味覚も違うはずです。
甘さの捉え方も、ハイのほうで捉えているか、ミドル、ローで捕らえているかで違うと思います。
ワインのソムリエさんもそうですね。
同じワインを飲んでも、人それぞれ表現が違い。 鼻に抜ける感覚を重視する人。 舌の上の味覚を重視する人などそれぞれです。
あと私がちょくちょく訪れる、ギターのピックアップ比較サイトもそうです。
どうもそのサイト作っている人は、ハイがきっちり出て輪郭がハッキリした音が好きなようなんです。 サイトには音の趣味は何処にも書いてありませんが・・・。
記事をみて、『このピックアップはお勧め』などと書いてあり、購入したこともあるのですが、どうも違う。
それは何故かというと、私は中音がマイルドで透き通るような低音。 低音が出ているけど、主張せず景色に一体化しているような音が好きなんです。
サイトの作成者の趣向と私の趣向が違うのです。 はじめのうちはその事に気付かずに(音の趣味が書いていない)、フムフムと読んでいましたが、サイトの作成者のお勧めのピックアップを買ってみて『このピックアップの音をこう表現するんだ』と解ったので、その後は、この人がこう書くならきっとこういう感じだなってイメージが沸くようになりました。
そしてその方の書いた記事で酷評されていたピックアップを買って、私には大当たりでした。 それもその方の傾向が解ったからです。
政治の世界も、自民党を支持する人、公明、みんな、民主を支持する人など多様です。 人それぞれ考え方が違う。 それって当たり前の事なんですよね。
意見が違って当たり前、でも違うから拒絶するのではなく、違っていることを踏まえたうえで、その人を理解しその趣旨を聞くと納得することもいっぱいあります。
新右翼団体の一水会の鈴木 邦男さんは、右翼の人なのにその垣根を越えて左翼の方との対話も大事にしているようです。 交わらない意見をもつ方々なのに・・・。
まぁ、話が飛躍しましたが、人それぞれ意見は違うけど、それは何も特別なことではなく当たり前の事、そして意見を違うことを理解した上で、接するとまた違った発見があると言う事でした。