今年は辰年です。
12支の中で唯一、龍は物質的には実在しないものです。
なぜこの12支のなかに1つだけ物質的に実在しないものがはいったのでしょう。
私はこの龍は人間の心だと思います。
目や鼻、手、足などは私達の体の中でも実際に物質的に実在するものですが、私達の誰しもが持っている『心』は物質的には実在しません。
12支の中で実際には実在しない『龍』と、私達の誰しもが持っている『心』は同じ意味合いのものでは無いかと思います。
『辰年=心の年』
昨年は色々な出来事がありました、世界経済の不安定、政治の不安定、そして日本の地震。
それはすべて『物質的』な物事でした。
そしてそんな中迎えた辰年は
『心を大事にしなさい』と言われているかのようです。
今年はマヤ暦で話題の『2012年』です。
終末論者は、ノストラダムスの時もそうですが、世界の終わりが来ると考えている人も少なくありません。
私は『今までの物質的価値観から次の心の時代への変化の年』だと思っっています。
ある意味で終末論者がいう崩壊は、この世界の情勢を見ていても始まっています。
ただ、この状態はカオス理論による所の変化の前の混沌でしか無いと思います。
そして辰年である今年は、心の年になるのでは無いかと思います。
急速には変化することはないでしょう。
気づかないくらいにゆっくりとしたペースで、人々の価値観に変化がうまれるそのスタートの年になると思います。
12支の中で唯一、物質的に存在しない龍と今の世界の動きがまるでシンクロしているようで、見えない力まさに龍の加護があるように感じます。
龍は物質的には存在しませんが、その存在を見えない中で感じている方も多いでしょうね。