死に向かって生きている

人間はこの世に生を受けたら死に向かって生きています。

 

これは皆、同じです。 皆は平等に死に向かって生きています。

 

早いか遅いかの違いはあれど、皆同じです。

 

この世に生を受けた瞬間から、この世の授業が始まります。

 

今回は、どんな授業を受けに来たのでしょう。 今回の課題はなんなんでしょう。

 

色々な授業が待っています。 苦手な科目もあるでしょう。 得意な科目もあるでしょう。

 

それら全てを経験する為にこの世の中にやってきました。

 

いまもし苦しく辛いのならば、それは授業の課題の真っ最中です。 その授業を受ければきっと自分のなかで学びがあります。

 

それは成長の為の糧なのです。 辛いこと苦しいことに出会ったら授業の始まりだと思ってください。

授業は必ず終わりのチャイムがなります。 しっかりとした態度で臨めば、授業の終わりは早くなります。

 

ダラダラ授業を受けると、なんども補習がまっています。 

 

どちらを選ぶかは自分次第です。

 

いまこの時も、私達は歩んでいます。 そしてこの世のお別れ、この世で言っている死というものに辿り着くでしょう。

 

ただ一つだけ言っておきます。 いまだかつて私達は死んだことがありません。

 

この世で肉体的な死を迎えたとしても、魂は永遠です。 ふるさとに帰り、そしてふるさとでは待っている人がいます。

 

この世での死は、向こうでは里帰り、この世での生は、向こうでは別れ。  

 

太陽が昇り、そしてまた沈む、月が昇り、そしてまた沈む。

 

海の水は蒸発し、雲になり、雨となり、そしてまた海に戻る。

 

人間も、この世に生を受け、やがて死に、故郷に戻り、そしてまたこの世にやってくる。

 

この繰り返しの中で、より大きな存在になるために今があるのです。 このとてつもない大きな流れのなかで、自分はその流れの中の代表なのです。

 

困難は学び、喜びは経験。 この世に生まれたことに感謝し、また旅立つときまで精一杯頑張りましょうね。

 

 
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