ヴァイオリニスト、千住真理子さんのコンサートに行ってきました。
私は特にクラッシク好きとかではないのですが、たまたまいくチャンスに出会い行ってみました。
コンサートが始まって最初にヴァイオリンの音を聞いた時、とても不思議な空間に一気にスリップしてしまいました。
目の前で弾いてらっしゃるのですが、どこか天から聞こえてくるように感じたのです。
ヴァイオリンの音も今まで聞いた音とはかけ離れ、澄み切った響きのなかにとても素晴らしいエネルギーを蓄えた音に感じました。
ヴァイオリンが楽器ではなく、ヴァイオリンが一つの個性として歌っているような錯覚を覚えました。
一つのヴァイオリンの個性と、千住真理子さんの素晴らしい個性がいったいとなってホールを包み込んでいるようでした。
とても素晴らしいエネルギーに包まれた素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
以前、千住真理子さんについての本『千住家にストラトヴァリウスが来た日』を読んで、日記を書いたことがありますが、もうあれから5年も経つのだと思うとちょっと感慨深い気がします。
(2005年12月に書いた日記 : 千住家にストラディヴァリウスが来た日)
『千住家にストラトヴァリウスが来た日』という本は、名機ストラトヴァリウスと千住さんの偶然の出会いを舞台とした本なのですが、偶然の一致を表現したとっても素晴らしい本だと思います。
いまは文庫本になってお値段もお安く手に入るようなので、読んでいない人は是非オススメです。
偶然の一致とはどんな物なのか知りたい人にもオススメです(^^)