心の静けさを見つける旅

過去と向き合い、未来へ歩むための習慣

ふとした瞬間に蘇る過去の記憶。嫌な気持ちや重たい感情に押しつぶされそうになった経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
でも、なぜ忘れたはずの記憶が再び心をざわめかせ、私たちを苦しめる必要があるのでしょうか?

もしできれば、そんな記憶とはおさらばしたいと願うのは自然なことですよね。私もそう感じることがあります。

まずは、なぜ「昔の記憶」が蘇ってくるのか、その仕組みを理解することが大切です。
実は、過去の記憶がふとよみがえるのは、「心が静かな状態になっている時」なのです。まるで静かな湖に波紋が広がるように…。

静かな湖面に広がる波紋のように...
記憶は静寂の中に訪れます

例えば、忙しい日々を送っている時は、昔の記憶はなかなか顔を出しませんよね。
100メートル走に集中している時や、目の前のことに没頭している時は、過去のことを思い出している余裕がないのです。最近では、SNSで情報収集したり、動画を見たりしている時もそうかもしれません。

100メートルを走りながら考えられない!
「今、この瞬間」への没頭が、シールドになります

なぜ蘇ってこないのかというと、それは「今」に精一杯だからです。
脳も体も全力で「今」に取り組んでいるため、余計なことを考えるエネルギーが残っていないのです。

昔の記憶が蘇ってくるのは、心がリラックスして「アイドル状態(待機状態)」になっている時だということを、まずは覚えておいてください。

今に集中すること:記憶を手放すための第一歩

昔の記憶が蘇ってきた時に、それを消し去る効果的な方法があります。

それは、100メートル走をするということではありません(笑)。答えは、「今に集中する」ことです。

心が暇をして、ぼんやりと物思いにふけっているなら、意識をたたき起こして「今」に集中させてあげるのです。

昔のことを思い出すのは、心が暇な時。だから、その状態から抜け出してしまえば、過去の記憶にとらわれずに済むのです。「今に集中する」ことが何よりも大切になります。

今に集中するには:呼吸と感覚を意識すること

では、具体的に「今に集中する」ためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、「呼吸に集中する」ことです。

昔の記憶が頭の中をよぎり始めたら、まず自分がしている呼吸に意識を向けてみましょう。呼吸は今まさに起こっていることですから、脳は過去を振り返る暇がなくなります。

息を吸って...

円の動きに合わせて、ゆったりと深く...

やり方は簡単です。ゆっくりと目を閉じて、自分の呼吸にじっくりと意識を向けましょう。吐く息、吸い込む空気、お腹の動き、肺の膨らみ…その一つひとつを感じてみてください。浅い呼吸になっていることに気付いたら、意識的に深い呼吸をすることも良いでしょう。

深い呼吸は全身に酸素がたっぷりりと行き渡り、頭もスッキリしてきます。ただし、無理に深い呼吸をする必要はありません。大切なのは、自然な呼吸に意識を向け込むことです。

そして、自分の呼吸に意識を集中できるようになったら、今度は指先や足の裏の感覚、関節の動き、体全体の感覚、洋服が肌に触れている感じなど、全身の感覚に意識を広げてみましょう。

指先の感覚

指先はどんな感じですか?

足の裏の感覚

足の裏はいま何を感じていますか?

肌に触れる衣服

どんな肌触りの生地ですか?

周りの音

何が聞こえていますか?

ほら。あなたはもう、『今』の中にいます。
大丈夫。きっと、うまくいきますよ。

指先の感覚。まさに「今」の出来事です。脳は過去を振り返る余裕などなくなります。
好きな香りを嗅いだり、温かい飲み物を口にしたりするのも良いでしょう。意識が「感覚」に向いた瞬間、あなたは過去から自由になります。

徐々に感覚を研ぎ澄ましていくと、さざなみが引くように心が穏やかになるのを感じられるはずです。

時々、昔の記憶が割り込んでくることもあるかもしれません。そんな時は、再度「呼吸に意識を戻しましょう」。
記憶は「今」ではありません。あなたが感じている「この空気の冷たさ」や「お腹の動き」こそが、紛れもない現実(今)なのです。

今に意識を向けることの効果:ストレス軽減と健康増進

脳が解き放たれる瞬間:科学が見つけた心の変化

もう、昔の記憶を思い出してもすぐに消す方法が分かったと思います。そして実は、この方法に取り組むことで、様々な良い効果があることが脳科学の研究で報告されています。

最大の効果は、「ストレスに強くなる」ことです。研究によると、この方法を十分に習得した人は、習得していない人よりもストレスに対する脳の反応が少ないという結果が出ているそうです。

筋トレと同じ?「意識」がもたらす魔法の効果

意識を自分の体に向けるだけで、外部からのストレスに強くなるとはどうでしょうか? 意識することの大切さは、筋トレでも言われていますよね。ただ闇雲にトレーニングするよりも、筋肉の動きを意識してトレーニングした方が効果が出やすいと言います。あれと一緒なのかもしれませんね。

また研究結果では、ストレス軽減以外にも健康になるという報告もあります。昔から心と体は繋がっていると言いますから、その結果もきっと間違いないでしょう。

お金も時間もかからない、最高の習慣

私たちの生活の中に「意識する」ことは、とても大事です。勉強や仕事など、様々なことを行う時にも、意識をするかしないかで結果に雲泥の差が現れます。私たちの体も例外ではなく、意識することで、昔の嫌な記憶を克服し、ストレスにも強くなるのです。

こんな時間もお金もかかるわけではありませんから、健康になるためのサプリメント代が勿体ないと感じてしまうかもしれません(そんなことを言ってもサプリは愛用していますが…)。

何よりも、あの嫌な記憶とのこびりつきから解放されるのですから、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

嫌な記憶を消す方法:ステップバイステップガイド

嫌な記憶を思い出す
大丈夫、まずはそっと眺めるだけ。
目を閉じ、呼吸に意識を集中する
(完全に呼吸に集中したら、この段階で嫌な記憶はどこかに行っています。)
深く、静かに。あなたのリズムで。
全身の感覚に集中する
今の感覚を、ただ味わってください。
気のすむまで続けたら
心が軽くなるのを感じてみて。
ゆっくりと目を開ける
新しい『今』が始まりますよ。

あら不思議、スッキリさわやか! 脳みそがスッキリして活性化している状態です。

まずは5分だけ呼吸に意識を向けましょう。きっと心が落ち着き、穏やかな気持ちになれるはずです。以前は、仕事がうまくいかず、いやな記憶がつづき夜も眠れない日々が続いている時がありました。でも、この方法を毎日続けることで、少しずつ心が軽くなり、笑顔を取り戻すことができました。今では, 過去の経験から学び、未来に向かって前向きに進むことができています。

最初はうまくいかないかもしれませんが、焦る必要はありません。気が向いたときに取り組んでいけば、少しずつ集中できるようになります。完璧に記憶を消すことができなくても、嫌な気分にならなければOKです。もし昔の記憶がどうしても蘇ってきてしまう場合は、無理に抑え込おうとせずに、その感情を受け止めてみましょう。そして、再び呼吸に意識を向けて、今に戻ってくることを意識しましょう。

毎日同じ時間に行う習慣をつけるのも良いでしょう。寝る前にリラックスできる音楽を聴いたりするのもおすすめです。あなたの心が静けさを取り戻すことを心から願っています。未来はあなたの手の中にあります。自信を持って、一歩踏み出してください。