原発問題。

何だか頭の中から離れない原発問題の事を書きたいとおもいます。

 

今起きた事故のことではなく、これからの事です。

 

私個人の意見としては、こんなにリスクがある原子力発電に頼るのはいかがな物かと思っています。

 

水力発電、火力発電施設がもし何らかの原因で壊れてしまっても、原子力発電のような放射能汚染という事は起きません。

 

発電施設のなかで唯一壊れたときのリスクがあるのが原子力発電です。

あと、使用済み核燃料の問題もあります。 日本人は古来より、無駄なものを省き出来るだけ循環出来る構造社会をとってきました。

 

畑には、家畜の糞を肥料としたり、お米を作る過程で出来た藁(わら)を家の屋根に使ったり家畜の餌にしたりと循環型の社会構造だったのです。

 

それがいつの間にか消費型の社会構造になってしまいました。

使用済み核燃料も消費したは良いが、使いきりのものです。

 

そして悪いことに放射線をずぅーっと出し続けます。

何万年も出し続けます。 人類がいるか解らない未来にまでも有害な放射線を出し続けます。

モンゴルの地下やアイスランドの地下に埋めてしまおうと考えている人もいます。

 

そんな物を今の目先の利益の為に、今いきている人類が使い続けてよいのでしょうか?

 

もしどこかの国で戦争やテロが起こって、原子力発電所を爆撃したらどうなるでしょうか?

 

この世の中に戦争やテロが起きない保証なんてどこにもありません。

その保証がなく、標的になるかも知れない原子力施設をこのまま存在させ続けてよいのでしょうか?

 

経済界の方や電力利権に絡んでいる方は一応に、原子力発電は必要だと言います。

その方々は自分の子々孫々までリスクを背負わせる事についてどうおもっているのでしょうか?

 

原子力神話はもう崩れ去ったいま新しい価値観を受け入れるときだと思います。

 

私は、いまある原子力発電施設は即刻止める事は出来ないと思っています。

原子力発電所の寿命は30~40年と聞きました。

 

いま現存している施設以外は、もう新規で作らず循環可能エネルギーにスイッチしていき、いまある原子力発電所の寿命を迎え、30年後には原子力発電施設のない世の中になって欲しいと思います。

 

今すぐにでも原子力政策予算を太陽光、風力、揚力、地熱発電に付け替えて欲しいです。

きっと原子力関連で私利私欲を尽くしている人たちは猛反対するのでしょうが、未来の事を考え正しい道へ歩んでいく、それが今いきている人間の責任だと思います。

 

今から30年~40年くらいは原子力発電というリスクを背負って、その後はそのリスクをこの日本から取り去って欲しいです。

 

日本の技術者が立ち上がれば、原子力に頼らない世の中は絶対に出来るはずです。

 

同じ消費電力で今のLEDより3倍明るく光るLEDを開発した企業があります。 消費電力は3分の1ですみます。

 

高速道路のトンネルに太陽光パネルを取り付けた企業がいます。

 

今まさに色々な技術革新に取り組んでいる日本人がいます。

 

新しい気付きと、学びがこの日本を包むように願います。

 

 

そして最後に、原子力発電所を狙ったテロや戦争がこの地球上で起こらないことを願います。

 

リスクがあるならば、そのリスクを考え取り除くことが、いまこの地球を任されている私たちの責任ではないでしょうか?

 

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