変化の時代。

1999年が終わり、2000年に入り約10年が過ぎましたね。

 

思い起こせば、今は21世紀なのです。

 

20世紀が終わり、21世紀に入り、私達の思考を変容するような出来事が起こっています。

 

経済の破綻による経済不況、景気低迷が1000年紀の終わりから、今現在に至るまで暗い影をおとしています。

 

ただ、経済的には暗い影なのかもしれませんが、人々にとっては良い気付きの時代なのかも知れません。

 

キリストが生まれ1000年は、宗教の時代。 宗教が世の中の全てであり、地球が中心に太陽や月、宇宙が周っていると信じられていた時代。 物事は神のお導きか、悪魔の災いかと言われていた時代です。

 

人々は、神を敬い、尊敬していた時代でした。 ただ信仰は当時の教会を通さないとおこなえない時代でもありました。

 

そして次の千年紀は、宗教から科学、産業、物質に人間の意識がスイッチしていく時代でありました。

 

産業革命がおこり、技術的な進歩が起こり、そのまえの教会主導の宗教の時代から脱却し、全ては目で見れ触れられるものを信じようとする時代でした。

 

科学で解き明かされないことはナンセンスだといわれ、科学で解き明かされないことは信じないという傾向の時代です。 そして豊かさも精神の豊かさから物質の豊かさに、豊かさの基準が変化していく時代でもありました。

 

でもそんな物質至上主義の時代でどんどん失われていくものに人々は薄々と気付き始めました。 それは人の心です。 物が無くても幸せでいれた心をどんどん失い、逆に幸せの基準が物であることになってしまいました。

 

そして今新しい千年紀は、経済的不況や景気低迷の影響により、新しい価値観に気付き始めている人が増えてきました。

 

物に頼らず、幸せを感じる事が出来る人がどんどん増えてきました。 自分の事だけしか考える事をやめ、人のためにできることを模索する人が増えてきました。

 

これは新しい歴史のながれではないでしょうか。

 

物があるから幸せという価値観からの脱却の時代が始まっていると思います。

 

1000年という単位で繰り広げられる、人間の意識レベルの変化が新しい変化へと導かれ始めているように感じます。

 

これからは『いまここに生きていること自体が幸せ』 と言う事に気付く人が増えていくと思います。 その事に気付ければ自分の周りに感謝の心を持つ人が増えていきます。

 

感謝の心は愛と繋がります。 愛が沢山増えていく時代に徐々に変化していくのでしょう。

 

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