『第3章』
全て上手く行っている、流れに乗っている！！
実はうまく行っている！！
私たちの生活の中で多種多様な事が起こります。 例えば、心が折れるような出来事なんて物もあります。 出来れば避けたい。 でも避けれない。 そんな出来事が起きたら、心が折れ元気が無くなってしまいますよね。
でも、別の視点からその出来事を見るとそんなに悪い事では無かったりもします。
実は、うまく行っているのです！
その 『 全てうまく行っている法則 』 をこの章ではご紹介します。
昔話にある、上手く行っている法則！！
ある村に、ひとりの男性がいました。
この男性の取り柄は呑気な事。
この男があまりにも呑気なので、神様は苦労して人生をまじめに生きるための試練を与えることにしました。
まずは、台風を起こしてこの男の家を吹き飛ばしてしまいました。
神様は、この試練で少しはまじめになるだろうと思いました。 しかし、男は 『 悲しんでいても仕方がない。 親戚の家にお世話になろう。 あとはなるようになるでしょう。
』 と直ぐに立ち直り、親戚の家にしばらくお世話になることにしました。
こうして男は、親戚の家にお世話になり、また呑気に暮らしていました。
この男はつくづく呑気なのです。
神様は次なる試練を考えました。
男を親戚の家から竜巻で、食べ物のない貧しい村に吹き飛ばしました。
これで少しはまじめになるだろうと、神様は思いました。 が男は 『 これまで誘惑に負けて断食の修行が出来なかったので、良い機会だから断食に取り組んでみよう。 あとはなるようになるさ。
』 とまたまた直ぐに立ち直り、次の行動にうつりました。
神様の思惑とは違い、また呑気に断食に取り組み生活を楽しみました。
神様は、『 こうなれば無人島に飛ばしてやる 』 と、男を無人島に追いやりました。
ところが男は 『 ここなら誰にも文句を言われず自由に過ごせる。 大好きな釣りをし、何もかもが自由だ。 あとはなるようになるさ 』 と考え、大好きな釣りをし食料を確保し生活を楽しみました。
流石にこの様子を見ていた神様は感服しました。
どんな良く無いと思える状況に追いやっても、直ぐに立ち直り生活する男をみて『なかなかのもんだ』と賞賛し、沢山の宝物を褒美として男に与えたのです。
肯定的・建設的に考える！！
男の話は、どんな状況にあっても今出来る範囲で『建設的・肯定的』に考える事によってうまく流れに乗ると言う事を表したお話です。
困難に遭うと私たちは、ついつい最悪のシナリオを考え、自分の行動力を自分で阻害し動けなくしてしまいがちです。
でもこのお話の大事なポイントは、『建設的・肯定的』に考える事。 そして 『 考えても仕方が無いこと（最悪のシナリオ）は、考えないようにする 』 と言うことです。
起きてもいない出来事を考え、エネルギーを奪われ動けなくなる必要はありません。
物事は実際に起きてから考えれば十分です。
それは全て 『 出来事は起こるべきして起こり、逢うべき人に逢う 』 という法則があるからです。 だから起きてから考えてもそれは必然的に起きている事なので、自分が建設的・肯定的に対処すれば克服出来る事なのです。
肯定的・建設的に考えるポイント！！
肯定的・建設的に考えるポイントは 『 全て上手く行っている、流れに乗っている！！ 』 と考える事です。
もしネガティブな出来事が起きたとしても、それは起きるべきして起きた事、つまり起きなければいけなかった事なのです。 神様からの課題ですね。
何事も偶然に起きる出来事はなく、すべて必然に起きている事ということをしっかりと覚えておく事によって、もしネガティブな事が起きても 『経 験しなければいけない事が起こった 』 と言う様に捕らえる事が出来るようになります。
ネガティブな事も流れに乗っているから起こるのです。
もし流れに乗っていなかったらこの勉強のチャンスにめぐり合えなかったかも知れません。
もちろんネガティブな事は起きないほうが良いと言うのが素直な気持ちだと思います。 でも経験しなければいけない事を避けて通りいつまでも課題が残りるよりも、とっとと課題をクリアーし次のステップに移ったほうが、一段高い状態に自分を持っていくことが出来ます。
『 物事は意味があって起きる 』 のですから、遠慮なく課題に取り組んで宿題は早めに終わらせましょう。
人生にはいくつかの宿題があるのです。 一つ一つ丁寧に終わらせて早く宿題から開放たほうが楽です。
全て上手く行っている、流れに乗っている！！
いろいろ 『 肯定的 』 や 『 建設的 』 の言葉を使い説明しましたが、あまり深く考えなくても良いです。
だっていますぐそこにいるあなたの状態が既に上手く行っている状態だからです。
もちろん色々苦労もあるでしょう。 健康の悩み、友人の悩み、家庭、いろいろそれぞれがお持ちだと思います。
ただ先にも書きましたが 『 物事は意味があって起きている 』 のです。
いま周りで色々な出来事が起きていると言う事は、流れに乗っていると言うことです。
『 全ては上手く行っている。流れに乗っている！！ 』
そういま流れに乗っているのです。 起きるべきして起こる出来事に出会えているのです。 そしてもう既にあなたには乗り越える力があるのです。
一つだけ秘密を教えます。
『 乗り越える事が出来ない試練は、神様は与えません。 乗り越える事が出来るからこそ、成長と気付きを願いいまその場所を与えてくださっているのです。 』
もっと上手に流れに乗る方法は、上のお話にもあったように 『 肯定的 ・ 建設的 』 に考えるようにすると、もっと上手に波に乗れるようになります。
『 全ては上手く行っている 』
そういつも思うだけで、もっと上手に物事をクリアー出来るようになります。 だって必要があって起きている事、自分の為に起きている事ですから 『 ありがとう 』 と言って素直に受け入れ、そして流れに乗るだけで良いのです。
第3章のまとめ！
１ ： 物事を観る角度を変えるだけで物事は違ったように見えるようになる。
２ ： 肯定的・建設的に考えるだけでスムーズに流れに乗れるようになる。
３ ： 考えても仕方が無いこと（最悪のシナリオ）は、考えないようにする
４ ： 物事は実際に起きてから考えれば十分。
５ ： 何事も偶然に起きる出来事はなく、すべて必然に起きている。
６ ： 『 ありがとう 』 と言って素直に受け入れ、そして流れに乗るだけで良い。
私たちは、どちらかというと悲観的に考える方が得意です。
でも悲観的に考えても物事は何も解決せず、どんどん泥沼にはまっていきます。 人は自分の観ている方向へ進む、引き寄せるという力を持っています。
無意識にその力を発揮してネガティブを自分で引き寄せるなんて、ちょっとやるせないですよね。
肯定的・建設的に考えるだけで、いままで上手く行かなかったことが上手く行くようになります。
肯定的・建設気に考えると言う事は、自分の波長もあがります。
波長が上がれば、その波長に共鳴する出来事を引き寄せます。 つまり良いことが起こり易くなるのです。
既に私たちは誰しもが、それぞれの流れに乗っています。
気付いていないかも知れませんが、既に流れに乗っています。
その流れを良い流れにするポイントは
『 全て上手く行っている 』 や 『 全て上手く行っている、流れに乗っている！！ 』
と声にし良い波動を発する事です。 声に出しにくい人は、心の中で念仏のように唱えてみて下さい。
すべて上手く行っているなんて思えない人は、こう考えてみて下さい。
『 私の周りで色々な事が起きてる、つまりこれは流れに乗っている、解決する事も出来る。 何故なら必然的に起きている事だから、私には上手く出来る力がある。』
と考えてみて下さい。
そう 『 全てはうまく行っている 』 のです。
あなたの流れをよりパワフルでHAPPYで清らかな流れに是非変えてくださいね。
『 全ては上手く行っている 』 の法則を理解し習慣とすればきっと良くなります。
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