愛と恋。
愛と恋は同じような意味で使われる事があります。
でも愛と恋は同じなのでしょうか?
恋とは、そもそも相手に何かを望むものではないでしょうか?
相手に求め続け、そして終わります。
愛とは、相手に与えるものです。そして何も望みません。
相手に与えることで満足し、満たされるのです。
恋は、求め合うもの。
愛は、与え合うもの。
恋と愛は、実は同じようなもので全く違うものなのです。
愛を望めば、愛が足りない。 求めるのは恋だから。
愛は与えるのみ、だから永遠。 自分が与えるのを止めない限り永遠に愛は続く。
恋は、求めるものだから、愛に変わらなければいつか終わる。
愛を与えることが出来る人は、周りからも愛される。
愛を求める人は、ますます心が寂しくなる。 虚しさが募(つの)る。
愛される為には、なにも求めず愛する(与える)事が大事。
お互いが与え合えば、愛を求め合う必要はない。
本当の愛とは『求める愛』ではなく、与える愛なのです。 求める愛とは、愛ではなく恋なのです。
そしてなにも人だけを愛することだけが愛ではありません。
自然を愛し、地球を愛し、地球が与えてくれている分、私達も地球を愛し、地球に愛を伝える努力をしなければいけません。
地球から石油や鉱石などを奪い続けるのではなく、愛をお返しする時がやってきたのではないでしょうか。
人を愛すること、地球を愛すること、それは求めることではなく、与える事なのです。